気になる足の悩み…

用語集

知っておくと便利な、下肢静脈瘤についての用語集です。

弾性ストッキング

下肢静脈瘤や新静脈血栓症、リンパ浮腫において圧迫療法として使用される。足首の圧迫圧が一番高く、上に向かっていくほど圧迫圧が低くなるよう段階的に設計されている。一般的には、足首を10とするとふくらはぎが7、膝上が5、太ももが4となっています。
また、膝下までのハイソックスタイプ、太ももまでのストッキングタイプ、おしりまではくパンストタイプがあり、それぞれつま先あり、なしがあります。
圧力も様々で弱圧・中圧・強圧があります。
症状やサイズなど適したものを選ぶには、弾性ストッキング・コンダクターが在籍している専門医療機関で相談することが望ましいでしょう。

<教科書>
圧迫療法の一種。静脈疾患やリンパ浮腫において圧迫療法は必須の予防・治療法である。
他の治療法の補助療法として応用されるにしろ、正しい使い方がなされなければ目的を達せず、かえって合併症などをおこす危険があることに留意すべきである。

弾性ストッキングの種類には、ハイソックス、ストッキング、パンストタイプなどがあるが、下肢静脈瘤では膝下までの長さのハイソックスタイプを第一選択にすればよい。
静脈還流には、下腿の筋ポンプ作用が最も大切であること、色素沈着や潰瘍は下腿にできやすいことから、下腿の圧迫が最も大切であることによる。

 
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