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用語集

知っておくと便利な、下肢静脈瘤についての用語集です。

色素沈着

皮膚の色が茶褐色になったものを指す。静脈瘤が進むと色素沈着がおきやすくなり、ひどくなると黒褐色になる。一旦色素沈着が起こると治りにくいのが特徴だが、血管内レーザー治療やストリッピング手術などで静脈瘤をとってしまうと、半年から1年程度で色素沈着はなくなることが多いという報告がされている。また硬化療法を行った後にも副作用として色素沈着がおきることがある。この場合多くは数ヶ月以内に治る。

<教科書>
経過が長くなると、ヘモジデリンの沈着による濃褐色の色素沈着を起こしてくる。
静脈圧の上昇、血管透過性の亢進により、赤血球の漏出、ヘモグロビンの滲出により、ヘモジデリンが沈着してくる。
同時に炎症機転が働き、メラニン色素沈着も混在してくる。
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